2007年4月

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晋くん主演・日本テレビ ドキュメント'07
「ジュゴンとウミガメと米軍海兵隊」編集版
ドキュメント'07◇沖縄の新基地建設問題に迫る。さんご礁とジュゴンの餌となる藻が豊富な大浦湾沖に、県や名護市が反発する中、米海兵隊の基地が建設されようとしている。漁港脇のテント村では"オバァ"といわれる地元の女性たちが建設反対を訴え、座り込みを続けている。彼女たちの世話や訪れる人の案内に走り回る富田晋さんは、かつて引きこもりや不登校を経て埼玉県の高校を中退。母の勧めで名護市にやって来た。富田さんを変えたのは、ジュゴンと"オバァ"。ジュゴンを見て、自分は何かをしなければいけないと思い"オバァ"からは生きていくことの意味を教わったという。
OA写真

ジュゴンの家日誌より     4月28日(土)
キャンプ・シュワブ「人間の鎖」「海上行動」で包囲行動!!
1000名の参加で大成功!!
雨が降り続ける中、キャンプ・シュワブ・ゲート前でカヌー隊の抗議行動
ウエーブ
朝、ハネやんが釣った小さな魚 闘いの前に昼食
嘉陽のオジイが「頑張ってこいよ」
「街」で作ったリボンを結び付けます
10区の会・ファミリー
座間・三人娘
千鶴子さんと


 宮城盛光さん →
総括集会
命を守る会・金城祐治さんの代理で晋くんがアピール
  闘 争 宣 言
 那覇防衛施設局は4月24日(火)早朝から環境影響評価法(環境アセス法)違反の現況調査−事前調査に着手した。同じ日の夕方6時、仲井真知事は「公共用財産使用協議書」に同意し、那覇防衛施設局の違法な海域調査を追認する暴挙を行った。この暴挙は日本政府が情報公開に逆行する作業仕様書等の非開示方針と同じく、沖縄県も添付書類の非開示を決定した。つまり、仲井真知事は日本政府がもくろむ環境アセス法の形骸化に手を貸したのであり、断じて許す事ができない。

 また、この同意は25日の仲井真知事、島袋名護市長、久間防衛相との3者会談での「普天間基地の3年以内閉鎖状態(閉鎖・撤去ではない)と「V字形滑走路の沖合い移動」要請のための手土産という悪質な政治手段でもあり、怒
りを持って糾弾する。

 ヘリ基地反対協とテントに集う支援者たちは違法な事前調査に対してゴムボートやカヌー等の船隊を組み、2004−05年の闘いを教訓化しつつ海上行動にたちあがった。

 私たちは海上保安庁が民事不介入、公平・中立性の基本方針をかなぐり捨て、事業者である那覇防衛施設局のガードマンとしてカヌー隊の海上抗議行動に不当介入し、違法な事前調査に協力していることに強く抗議する。

 私たちは米軍再編が「沖縄の基地負担削減」とする日本政府のデマを打ち破らなければならない。日米両政府は辺野古新基地建設、嘉手納基地へのパトリオット・ミサイル(PAC3)の配備、最新鋭ステルス戦闘機F22Aの配備、及び嘉手納以南の米軍基地の北部地域へ機能分散・強化、自衛隊との共同使用等々、在沖米軍基地をアジア侵略の発進・攻撃基地として一層強化しようとしている。また、米軍再編推進法による出来高払いの「基地交付金」制度は地方自治の破壊、麻薬漬けの自治体財政に追い込むだけでなく、基地との「共存・共生」を強要する沖縄差別政策そのものである。

 さらに、沖縄返還協定の「密約」を認めない日本政府が96年SACO合意においても名護市民や県民を又もや騙した。試作段階から墜落事故を起こす欠陥機「MVオスプレイ」配備の合意を隠し続け、国会答弁でも偽証するなどペテン師も驚く答弁に終始した。米公文書の存在が明るみになると、麻生外相、久間防衛相らは「完成機になれば辺野古新基地に配備は可能」という沖縄県民を愚弄する開き直り発言を絶対に許さない。

 海上での闘いの火蓋がきって落とされた。名護市民投票の勝利、ボーリング調査阻止闘争の勝利−海上基地の破綻−の地平を引き継ぎ、V字形滑走路−辺野古新基地建設の阻止を最後の闘い、3度目の勝利にするため粘り強く闘う。

 今日のキャンプ・シュワブ包囲−人間の鎖、海上デモ(※雨で中止)の成功を突破口に闘い続ける。
 以上、決議する。
2007年4月28日
                 ヘリ基地建設反対協議会

4月25日(水)
今日の国会前
四谷街宣

東京行動
 ← 毎週水曜日、夜は、
四谷街宣アクション

4/28辺野古テント村座り込み3周年行事
(全国への呼びかけなど最新の物は随時更新・しばしお待ちを)

題名↓
「新基地建設阻止・違法な事前調査を絶対に許すな!
・座り込み3周年」


□V字型沿岸案反対のために家族で参加しましょう!
□キャンプ・シュワブ「人間の鎖」「海上行動」で包囲しよう!!

↑↑05年12月23日「市民投票8周年海上デモ」の写真。
↑↑05年5月15日「普天間包囲行動」の写真。

■とき:4/28(土)午後2時〜3時
■ところ:キャンプ・シュワブ

■実施要綱後、現況調査の進歩状況では多面的な行動有り。

○関連行事「辺戸岬集会」(キャンプ・シュワブ包囲行動後)
○連鎖行動「嘉手納包囲」(5/13)

■主催:ヘリ基地反対協議会

・V字型沿岸案建設は絶対に許されない!県内外すべての皆さんの結集を!!

 政府は再び環境影響評価法違反の現況調査に着手しようと動き出している。
 アセス法の調査ではサンゴの産卵調査ができないと、違法をみとめる確信犯を承知で全面的にアセス前調査に乗り出した。
 那覇防衛施設局の事前調査は環境アセスメント法逸脱である。
 東村ヘリパッド自主アセスに住民は「われわれは生き物以下か」と言われた。
 那覇防衛施設局が進めようとしている事前調査はヘリパッド以上に悪いものだ。
 V字型が悪魔の要塞基地といわれるのは自然と人間を無視した基地であり、侵略基地だからである。
 人間の住む「美ら島」「美ら海」に新基地は要らない。

人間の鎖への結集を呼びかけます!
勝利を我らに!!

辺野古の事前調査を許すな!4.18緊急行動

4月11日(水)
今日の国会前、座り込み
28日、「街」で星野さん誕生集会

4日の国会前、座り込み
琉球朝日放送 4月4日(水)

検証 動かぬ基地Vol.72 「普天間」移設に苦しむ人々

News Photo

名護市の辺野古海域に建設予定のV字型滑走路の基地計画に対しては沖縄県は難色を示しています。このため、国は県の理解を得て環境アセスの手続きに入るより先に「事前の環境調査」という名目で現地の調査に着手する考えです。

この「事前調査」については県も認める方向で、6月からまた辺野古海域が騒がしくなりそうです。この間ずっと基地反対運動の中心的存在であった地元のお年寄りの話を改めて聞きました。

朝6時。名護市瀬嵩の大城ツルさんの台所は香ばしいにおいに包まれていました。毎週土曜と日曜は朝市があり、ツルさんはその中心メンバーです。ツルさんの天ぷら、もち、特にソーメンチャンプルーはすぐに完売だとか。

ツルさん「手を洗っているからきれいだ。うふふ」

10年前、この瀬嵩集落はほとんどが基地建設に反対でしたが、今は少数派になってしまいました。どうせ建設されるなら見返りを要求すべきだ。そんな声に押されています。

ツルさん「サッシも二重に(防音)してやるとかなんとか言いよった。やらなくていいから、こっちにこれ(基地)をつくらさないほうがいい。家も立派にすると言うんだが、ううん。できない」

ラジオを自転車に積んで出発。今年86歳になるツルさん、颯爽とペダルを踏みます。

親友の美佐子さんは、近隣の嘉陽集落から通ってきます。美佐子さんの持ってくる卵や野菜も、この朝市の人気商品です。

比嘉美佐子さん「(Q:この朝市はいつから?)7年前から。朝市を作ったら、みんな集まって、地域の活性化になるかと思って作ったけど、賛成派の人は一人も協力しないのよね。全部ここに来ている人、みんな反対の人がやっている」

辺野古より北の集落は、基地の受け入れを問う名護市民投票のころ「二見以北10区の会」を立ち上げ、活発に反対運動を展開してきました。しかし、今度のV字案では、瀬嵩も嘉陽も、前以上に被害を受ける地域になります。あれだけ反対したのに、という無力感もあります。

美佐子さん「うちなんか東京へも行ったのよ。この10区から代表で。タライをもって運動したんですよ。自分たちは勝てると、みんな協力してくれると思って。一生懸命やったけど、それが(名護市長選で)負けたもんだから、みんな落胆しているの。ほとんどの人がね。本当は反対かも知らんけど、その意思表示を出し切れないの。うちらはもう、最初からずっと反対。絶対に死んでもだまされないという心があるのよね」

先週、防衛施設局は「事前調査」の許可を得る「公有財産使用協議書」を県に提出。環境アセスには同意していない県も認める方針で、6月にも辺野古海域の現況調査に着手します。しかし、これでは「事前調査」名目で強行したボーリング調査の二の舞だと反発も出ています。

城間さん「アセス法に基づいて進めるべきなのに、そのアセス法さえ無視して進められる。これは二重、三重に沖縄県民を踏みにじっていくもの」

東恩納文子さんはどうやったら基地建設を止められるか。それを考えると、夜もなかなか寝付けないと話します。

東恩納文子さん「みんながね、あんなに必死になっているのに、どうしたらいいなかあと。年寄りはね、死んでも(反対で頑張る人を)助けたい。生きてても役にはたたんから。こんなにまでアメリカーにされると思ったら・・・。情けない」

名護市辺野古。国立高専に、新しい公民館も完成し、この10年ですっかり眺めも変わりました。年月が流れ、基地と共存する覚悟を決めた住民も多い中で、反対を訴えるのは年々きつくなっています。それでもこの10年、変わらずに基地は嫌だと頑張ってきた方々もいます。

島袋文子さん「嫌がらせもたくさん受けたけど、それは痛くもないし痒くもない。しかし、本当にそこにヘリポートを作っていいことがあるか?子々孫々にまで苦しみを与えるんだよ」

小禄信子さん「みんなが一緒になれば、こんな思いをしないでいいんだけどね。お金が絡んでいるかねー、と不思議でならないです」

島袋文子さん「行政委員だけが地元の住民だけじゃないわけ。『地元住民は賛成しています』って、誰もしてないです。嫌だと言ってる人もいるんだから。人間は生きるのも一回、死ぬのも一回だからさ。その覚悟でやらんと。ウチナーンチュの根性はどこに行った、と思うわけ。昔のウチナーンチュは、コザ暴動ね、あれは一人の人間が車をひっくり返して、そしたら立ってる人がみんなワッセワッセとやったんだから。あの勢いがあれば、あんなヘリポートなんて作らすもんね?」

この10年、国からの圧力も、県や市の政治決定をも跳ね返してきた住民運動。しかし、今回政府はグアムへの移転など、負担軽減策や補助金と絡めて基地建設を迫っています。沖縄県知事も同意する初めてのアメリカ軍基地がついに着工されるのかどうか。辺野古の基地建設は今、正念場を迎えています。




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