2007年1月

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31日の国会前、座り込み
新松橋亭同人の人たちと再会
喜納昌吉議員

24日の国会前、座り込み
24日の四谷街宣
「ジユゴンの家」日誌から
1月24日(水)
座り込み1011日目。
名護市議会で「V字型滑走路・修正案・促進」決議が強行!!(怒)
午前10時。名護市議会の状況を聞いて名護市役所2階にある議会場に駆けつけました。 まだ状況が全体に伝わっていない中、一人で傍聴席へ。
議会は午前10時から始まり、10時〜11時まで名護市側から第三回移設措置協議会の中味についての説明が行われました。 議会で名護市側から配られた資料。
第三回移設措置協議会で非公式に名護市から政府側に渡された修正案の図面だ。
その後、11時以降は議案に沿って進行。
←介護保険の補正予算などのことについての質疑、応答が交わされています。

→一時休止(昼休み)。
「今日、与党側から動議が出そうだ」と状況を確認。
←議案の内容が終わると名護市側(市長・助役など)は退席。与党側がすぐさま意見書を上程。

→午後に入り、人が増えてきました。
与党側から提示された「意見書」を読み上げる中村善光議員(反対協事務局長・地区労事務局長)と大城ヨシタミ議員。 辺野古のおばぁ達も来て、全体で意見交換。 余っていた握り飯にがっつくたーちゃんとそれをうれしそうに見守るふみさん。
議場の外側にこんな張り紙がありました。
「水域を使用する演習について。キャンプ・シュワブ。1/24、1/31〜2/4・00:00〜24:00。」
このようなことも地元の辺野古には知らされていない。
野党議員室に集まって状況説明。 「今日、与党議員は修正案を促進する議会決議(議員だけの決議)を強行しようとしている。私達、野党議員と共に闘って欲しい。」と具志堅徹議員(共産党・手前)
みんな心配そうな面持ちで傍聴席へ。 18名の与党議員(野党9名)から提出された「意見書」の審議を行うかについての審議に入りました。午後1時30分。
「意見書」審議に対する反対答弁。屋部幹雄議員。 議会採決に入りました。午後3時。 与党議員が数の論理で審議に入るか否かの採決を強行!!
傍聴席から怒号が飛ぶ!!
「冗談じゃない!」「納得がいかない!」「やめさせろー!」「立たないで!」
金城祐治さん(命を守る会代表)が傍聴席から怒る!!
「私にも発言をさせてくれ!」と祐治さん。その時、与党議員の口から「バカか!」との野次が飛んできた。
名護市民・辺野古区民を愚弄する与党議員!許せない!
祐治さん。
「後世にクイを残すことをしてはいかん!このような決議は無意味だ!V字型も修正案も拒否するのが筋でしょう!」
怒号が鳴り止まない中での審議の強行採決に憤る傍聴席。 怒りに震える祐治さんと晋君。 みな同じ気持ちです。
審議は延々と続き、野党議員は猛反発。9人全員が発言権3回をフルに使って抵抗。 外はもうまっくら午後9時30分を回ろうとしています。 午後9時40分頃、与党議員団が「意見書」を強行採決!
絶対に許せない!
★強行採決はされてしまった。けれど、もう一つ言えることがあります。そしてこれは決して敗北ではないということ!
 
 今回、名護市議会(与党)が下記の意見書の強行採決に踏み切ったのは理由があります。
 まず、名護市・県、共に「V字型修正案」を望んでいます。第三回移設措置協議会でも非公式に名護市が修正案の図面を政府側に手渡しています。しかし、政府側はまったく聞き入れず(今回の協議会で政府側の特徴的な部分は推進派の意見さえもまったく耳を傾けていないこと)。
 政府がまったく聞き入れない状態では名護市民・県民に対して市長・県知事は基地建設V字型合意の言い訳も出来ないため、支持は失墜する。それを危惧した市長・県知事はとにかく打開策をこの間、模索していました。
 そこに高市沖縄相の「修正案も議論に含めるべきではないか」という発言がありました。これはチャンスと考えた名護市側は議会で「修正案促進決議」を上げて「修正案」に拍車をかけたいわけです。
 
 しかし、私達はこの中のどの部分に本質を見抜くべきなのか。
 一つ確かなことは戦争政府として経済界が全てを賭けて登場させた安部政権が基地建設について内部から崩壊しているということです。現在も高市沖縄担当相と安部晋三首相との間で意見が割れ、この間も辺野古基地建設案において久間防衛相を筆頭に二点・三点してきた経緯があります。
 久間防衛相の場合はわざとそういった九官鳥役をしていた節はありますが。
 しかし、そのようなことをしていかなければ辺野古に、沖縄に基地建設を押し付けるということさえも政府には出来ない。リーフ上基地建設案の白紙撤回とは歴然と政府に対して沖縄の戦争を拒否する闘いのすさまじさを見せつけ、現在も政府を未曾有の危機に陥れているのです。

 私達はこの状況を絶好のチャンスと見るべきだと考えています。
 沖縄の中で、全国で闘う仲間の皆さん。06年4月28日(土)「沖縄屈辱(復帰)の日」そして辺野古阻止行動座り込み3周年に駆けつけてください!!そしてこれから起こるであろう辺野古の闘いの最大の正念場に備え、力を合わせて仲間を増やしましょう!!
 辺野古現地へ1万・2万とそれ以上の仲間が集まる状況を作りましょう!!私達が力を合わせれば必ずこのような民意無視の状況を打開し、基地建設を潰すことが出来ます!!最後まで共に!!


(ジュゴンの家・晋)
普天飛行場代替施設の沖合いへの移動を求める意見書
(名護市議会、与党が提出した意見書)
 
 普天間飛行場の移設は、市街地を中心にある普天間飛行場の危険性を解消するという原点にあり、政府、沖縄県、名護市をはじめとする地方公共団体で取り組みを進めてきた経緯がある。
 
 しかしながら、平成17年10月29日に日米間で合意したL字型の沿岸案については、地元の頭越しに決定されたものであり、平成14年7月29日の代替施設協議会で承認された基本計画に比較し、久辺地域に近く、滑走路の延長線上に民間地域が位置し、騒音等住民生活への影響が懸念されること、さらに久辺地域をはじめ周辺地域から反対の意思が示されていること等により、名護市議会では、平成17年11月21日、同案に反対する意見書並びに決議書を可決し、関係機関に提出した。
 
 その後、平成18年5月に日米両政府が合意したV字型については、地元からは、安全性を確保し、騒音を軽減するため、可能な限り沖合いに移動してほしいという強い要望がある。名護市議会としては、住民生活への影響を最小限にするという観点から、地元の意向を踏まえ、可能な限り沖合に移動する必要があると考えている。
 よって、名護市議会は、普天間飛行場代替施設について、沖合への移動を強く要望するとともに、基本合意書に基づき誠意を持って協議を行うことを強く求めるものである。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成19年1月24日

沖縄県名護市議会
★上の意見書に対する議会傍聴で聞いた限りの補足。
 
 この意見書ではかなり「地元(この文書で言う地元は久辺三区=久志、豊原、辺野古)の意向」を印象付けています。
 議会での質疑の際に野党議員の何人かが、「この地元の意向というのは何か決議が上げられたのか」との質問がありました。
 市及び、与党側は「決議はない。久辺三区の連絡会の会議において市が説明を行った際にそういった意見を聞かされた」と答弁しています。
 
 つまり、実際には連絡会議の中で一部の人間が言った言葉をそのまま「地元の意向」としているのです。政府も市もはこれまで同じやり方で「地元の意向」としてきました。例えば、「地元説明会(市・政府)」に命を守る会の地元のおばぁ、おじぃを筆頭に出かけていくと「行政委員会だけの説明会」だとして中にさえ入れてもらえませんでした。

 これが政府の言っている「地元の意向」です。この中味には何の根拠(区の総会決議など)も存在していません。
 これが「地元の意向」であるなら、今日、実際に議会傍聴をし、基地建設絶対反対の怒りの声を上げた地元のおばぁ達はどうなるのか!本当にこの市民の民意を無視したでたらめなやり方には怒りがこみ上げてきます。

17日の国会前、座り込み
「ジユゴンの家」日誌から ↓
座り込み1004日目。
←1004日目とイメージガールのえつみさん(?)。頼んでポーズをとっていただきました。

→今日のCOCCO。毎日、元気に卵を産んでいます。
←カヨウのおじぃに「那覇に行ってきます」と言うと「おじぃの3時のおやつをキミにやる。」とバナナをくれました。入れ物がかわいかったので撮りました。

→COCCOにエサを上げる篠原さん。COCCOの世話をしている篠原さんは親友と話しているみたいにとってもうれしそうです。
午前11時より名護市に対する緊急要請行動!(命を守る会・二見以北十区の会・反対協)
反対協が06、12/21の要請文に対する回答・二見以北が06,12/6の要請文に対する回答を今日一括して行いました。詳しい内容は下部にあります。(交渉時間は20分。話し合いをするかどうかもギリギリまで言いませんでした。)

10日の国会前、座り込み


東京行動
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四谷街宣アクション

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